発達障害をちょっと触れてみる-2- 聴覚過敏を見る
2019年10月15日:病気や障害
あれから、聴覚過敏の人からあるお話をTwitterのDMで貰いました。
それは「このイヤホンがいい!」というものでした。
早速。その感想や体験談を聞いてみました。
中身はイヤホンにこだわる人は『わかる』内容になっているかもしれません。
・・・あ、これは聞いた人なので、私が使ったわけではありません。
イヤホンの紹介
その人が使ったイヤホンは、ソニーから販売をされているMDR-XB50BSというイヤホンでした。
これだけ見ると、よくある防音やいいイヤホンと思われます。
このイヤホンはカナル型という耳栓のように入れる密閉性が強いイヤホンです。
そのため、クリアに音が聞こえるのが特徴です。
そうなると外の音が気にならなくなるってことが大きいです。
それって、音響的に…ってなりますが。
たしかにAppleも出してますからね。
外の音が気にならない
聴覚過敏の立場の方からだと、これがポイントです。
電車で例えると、車内のノイズ音(汽笛から子供の泣き声まで)から人声が普段より断然気になることがなかったと言います。
健常者でも気になるってありますが。
聴覚過敏というのは、身近なエンジン音や列車のちょっとした音ですら敏感になることが多いです。
そのため、本当に生活に支障をきたすことが多いんです。
そして、ノイズキャンセリング機能が優秀(たしかに高いイヤホンに内蔵されてますが…あくまでこの場合)ですが、とてもよかったという話です。
使った感想とは
聴覚過敏の人がサブスクリプションである、音楽聴き放題サービスを使いつつ、このようなイヤホンを導入したことで精神的負担が減ったこと。
このことは、聴覚過敏の人にとってこの健常者やない人だとわからない世界ですが、精神的に疲れてしまったり、居にくいということが発生します。
メリット
- 精神的負担が減った(気になる音を音楽でほどほどに打ち消すことが可能)
- カナル型のイヤホンのため、スマホ付属のイヤホンよりかなり音楽が聴きやすい
- サブスクリプション導入でたくさんの音楽を聴けるため、気分に合わせて音楽を選ぶ幅が広がった
- 音楽を聴くことで時間感覚が掴みやすい(一曲5分前後と考えると、5分経ったとわかりやすい)
デメリット
- 歩きながら道路を歩くのは危険
- 耳が密閉するのでほどほどに外したほうがいい気がする(個人の感想です)
- カナル型は好き嫌い別れる気がする(いわゆる耳栓みたいなもんなんで、苦手な人は苦手かも)
まとめ
今回はたまたま転がってきたお話と発達障害に触れた記事を以前書きましたので、このような補足を致しました。
無論、自分はソニーよりApple製品のノイズキャンセリングイヤホンがいい!というなら、それでいいと思います。
そこは個々が選ぶ問題だと思います。
でも、健常者にわかってほしいのは。
聴覚過敏の人はこれだけ音に敏感になることで、精神的疲労が増えてしまうことです。
これによって、肉体にも影響をしますから、業務効率といった仕事から私生活まで影響をします。
それってよくないことなので、きちんと自己防衛できるのであればやってみるのもいいと思います。
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コメント
しゃべり、向いてますね。即戦力で使える。ノイズが少し気になるのでイコライザーかませることができるならノイズカットしてくれると品質が上がります。
YouTubeライブの話ですね。聞いてくださってありがとうございます。
イコライザーをかませることは現在はできません。
もうちょっと何かできることあれば、工夫しようと思います。