うつという病気
2019年10月4日:病気や障害
ここ10年でうつ病というのは増えています。
うつ病でも色々あることが意外とわからないことがあったり、実は場合によっては恐ろしい病気だったりもします。
脳が委縮したり、炎症することで、記憶・注意力・判断力といった高次脳でも前頭葉あたりかな?
その辺が問題が起きてしまい、とても悪循環になってしまうことが想像つきます。
私は医者ではありません。
俗にいうなんとかオタクという目線に近いことで書いています。
でも、いつか続編なりなんか色々とまだまだ書きそうです。
これは通院先の先生のつぶやきです。
追記すると、#線維筋痛症 例でみられる器質的な脳異常は、#ADHD や #脳外傷 (#高次脳機能障害 )や #うつ病 でも認められ、生理的な加齢でも萎縮しやすい場所です。
同じような認知機能・精神の問題はあって然るべしなのです。https://t.co/wijNoTZvkH pic.twitter.com/uoLhPZQRxa
— 高次脳機能障害・発達障害・認知症相互支援 (@sug100foroba) September 16, 2017
そこで、うつ病(この場合は抑うつ)だと、どうしてもなかなかうまく運ばないことが多いです。
さて、うつ病で恐いという点もありますが…。
うつ病といってもいくつかあるぞ!
昨今は抑うつ以外にも新型うつ(非定型うつ)というのも出てきました。
抑うつ症状である場合は、よく聞く話では落ち込んでいくって奴ですよね。生活全般から色んな面でうつ気味って奴ですよね。
非定型うつ病っていうのは、職場でうつ状態。趣味やプライベートではそんなことなく元気なんです。
そうなると、抑うつとは違いますよね。
昨今は非定型うつって増えています。それは少子高齢化も関わっていることもあるとも言われてます。
何故ならば、私は33歳ですが…。
その時とは違い、今の社会人というのは一人っ子が増えてきました。
大切に育てられてることが多いです。
そうなると、育つ環境も変わってきます。そして兄弟が少ないとなれば親から叱られようが大事に育てられます。
俗にいう。怒られなれや、脳って経験値積むことも大事なので、生活送るうえでの経験値が足りないということが起きてしまうようです。
だからといって、このような状態が悪いというわけではありません。それにいくら厳しい家庭に育ったとしても、10代の時に自我というのか。アイデンティティーが確立せず大人になっていくこともあることもあり、なかなか難しいところもありますね。
それって、「精神的に大人ではないのでは?」となるけど、じゃあ、逆を言えば…。
そのような成育環境を作った親や親せきと言った大人には責任がないって、公平さで考えればおかしいってことです。
だから、非定型うつ病は成育環境がかかわったり、強迫性障害というのも入っている人が中にもいたりもします。
たまに心療内科の病院次第では成育環境ですので、当事者よりご両親の話や下手すればケアなんて行われることがあります。
そうなると、甘えにも見えます。でも、違います。
でも、このようなうつ病っていうのは。
成育環境が物凄く関わってるってことが重要です。
ここでは触れてませんが、躁うつというのもあります。
病院行って治らない?
よく日本である話では、病院に行けば「完治」って言葉があります。
さて、うつ病から精神疾患。てんかんもそうですが…。完治という言葉より「寛解」という言葉が使われるのが正しいところがあります。
正確には、治ってない。
でも、生活に支障なくなんなく生活に送れるならいいんじゃないの?って考えが強くあり、そのため常備薬を用意しなければなりません。
だから、完治というより、寛解と言う言葉を使われます。
問題ないなら、行かなくてもいいと言いなんて暴言すらできてしまいますね。
例えば、季節の変わり目で「なんかだるい」「なんかやる気とかでない」「うつかな?」という感じで心療内科はうつ病患者さんが多いケースがあります。
たしかに混んでいます。
でも、季節がちゃんと変わった後は…。
その患者さんたちはいなくなっていることもあります。
単純に思い込みっていう点もあります。
しかし、本当に抑うつのことだってあります。
難しい点もありますけどね。
なるべく励まさない
日本の場合は病気になった人を励ますことがありますよね。
「頑張って!」
という具合に。
うつや発達障害の患者さんたちにある話ですが、『頑張って』『頑張る』って単に気楽に患者さんたちに声を掛けます。
しかし、これは受け取る側がどう受け取るって奴があって。
単に、気楽に励ましたつもりでしたが…。
「自分は全然頑張っていないんだ。これだけやっているのに。ならまだまだやらないといけないんだ!」
励ました人はたいてい。
「そうじゃないよ!」
と言います。
なんで、そのような頭が働かないという点ですが…。
健常者がエンジン100%中6割ちょっとのパワーで動かしているようなものです。
うつ病患者さんになると9割から10割という脳は動いている状態です。
脳がパンクしている状態
そこまで頭が回らない状態とも言えます。
なら、説明して通じるというけど…。
無論、脳がフルフルであれば理解力のキャパシティーの限界があります。そうなれば…。
励ますことで、さらに無理をさせてしまい、倒れてしまうってことがあったり。
「自分はなんでこう失敗やミスをするんだろう…」ということが起きてしまいます。
健常者からみたら。
「そんなミスどーでもいい!」って感じがあります。
でも、それがそう行かなくなってしまいます。
だから、励ます行為ではいけませんよ!
頑張りを認めよう!
「励ませないってどうすれば…」となります。
なら、彼らの頑張りを認めるってことをすればいいんです。
そして。
「この程度のミスはいいよ。まずはここをやっていこう。」
という感じにその人の認めることが大事であって、遅刻しないことも大事なんです。毎日30分前に来ることは立派ではないですか。
こういう点を褒めて行ったりして、小さい自信をつけさせていくってところが一番大事です。
すなわち、ダメな時はダメという必要はありますが、認めるっていうことをする。気遣いですよね。
それをやらないとダメになっていく共います。
現場体験は大事だけど・・・注意があるんです。
うつ病患者には体験させていこう。外に連れだそうという感じにあります。
でも、無理に体験させても意味ないことがあります。
重要なのはなんでうつになったか?
人間関係ならば体験では意味ないんです。
資格を取得しても意味ないんです。
人間関係でこじらせたなら、別のところで人間関係という点を見た支援をしないと意味ないと思います。
さいご・重要なこと
うつというのは、脳を萎縮させたり、脳の炎症で機能低下起こすこともある病気です。
これによって混乱したり、自分自身の精神を悪くすることもあります。
うつというのは、日本の励ましと言うやり方ではダメと思います。
頑張りを認める。ほんの些細のことでもです。
それを行うのは大事と思います。
そして、うつに限らず精神疾患という病気は人の性格が絡んだり、親の成育環境が影響することもあります。
それで、急に社会人になってうつ病になって現場や体験させまくればいい!という意見は、たしかに一理ありますが…。
きちんと人を見ようね!
重要なのは、粘り強く一人一人のことを見ることだと思います。
人によってはその体験させる行為が逆行為を生みます。周囲を比べるからです。
だからこそ、うつ病に限らず『~病or障害』という見方をせず、人をして粘り強く話していき、何がこの人に必要なのかって見極めることが一番大事と思います。
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